石川県 津幡町商工会女性部
「~希望のたまご~プロジェクト」事業
【所属商工会女性部】
津幡町商工会女性部
【代表者氏名】
新家 弘美
【事業の概要】
地域振興事業の一環として、津幡町の特産品である「マコモ」の繊維入り和紙を利用して卵型の容器「希望のたまご」を制作し、容器の表面に「夢・希望・絆」等のメッセージをしたためて、地域のイベント等で展示し点灯した。
また、「希望のたまご」を地元の特産品として販売しようと、同容器を活かした商品を開発して地域の活性化や希望のあふれるまちづくりに寄与した。
【事業開始のきっかけ】
中心市街地の空洞化等により町から活気が失われつつある厳しい現況の中で、未来を担う子供たちに町への親近感や誇りをもってもらい、地域に住む人たちに明るい希望の光を発信出来ないかと考え、市民参加型のイベントを企画した。
【事業の具体的な活動】
・中心市街地活性化事業“どまんなかフェスタ”で「希望のたまご」に震災復興のメッセージをしたため点灯を行った。
・ミニサイズの希望のたまごである「めでたまご」というパッケージを制作しキャンドル等を入れ販売を行った。
【助成金の使途】
・デザイン広告宣伝費
・講習会開催費
・加工機械代
・材料費
・資料費
・雑費
【事業の成果】
「希望のたまご」をイベントで設置し点灯することにより、来観者に対し癒しを与えることができた。更に、「めでたまご」に津幡町を紹介したメッセージを入れ町のPRに努めた。また、定期的に女性部員が集い「希望のたまご」「めでたまご」を制作することにより連帯感が深まった。
【今後の展望】
「希望のたまご」を更に改良を行い商品化を目指すとともに、病院や福祉施設等に寄贈し“ライトテラピー”で利用者に癒しの効果を与える場所を提供していきたい。
【商工会の担当者から一言】
中心市街地活性化事業の“どまんなかフェスタ”において「希望のたまご」を寺院の境内に設置して点灯することにより、このイベントの中心的な役割を担うようになってきた。今後も継続して開催し、他のイベントにも参加して地域の活性化に向けて更なる取り組みを展開していくよう期待している。