岡山県商工会女性部連合会

     【事業名】

商工会女性部による『岡山のふるさと小包事業』

【所属商工会女性部】 

岡山県商工会女性部連合会

(和気商工会女性部)

 

【代表者氏名】 

藤原美子(和気商工会女性部 部長)

 

【事業の概要】
平成23年度当初より、県女性連の正副会長(副会長は備前・備中・美作の3ブロック長を兼ねる)が筆頭となり、3ブロック内の商工会の調整を図りながら、女性部が選んだ地域一押しの商品を『ふるさと小包』として箱詰めし、販売をすることに取り組む。

 

【事業開始のきっかけ】
地域資源を活用し次々に開発されるや特産品のPRを女性部も手掛けたいとの思いから、県下20商工会女性部がそれぞれの地域一押し商品を選出し、組み合せ、パッケージして最低1セットを作ってみることになる。それらを公表する場として、岡山県連が商工会法施行50周年を記念して行った平成22年年11月の農商工連携販路拡大物産展で、試験的に「岡山県版商工会女性部ふるさと小包コンテスト」を行ったところ、内外から大変好評を得た。

会場を訪れた一般消費者から「どこに行けば買い求められるのか?」との問い合わせや、県連役員から「是非この取り組みを軌道に乗せて、広く販売し、地元の良さを知ってもらうことが地域活性化に繋がるのではないか?」などご意見をいただき、女性部の事業として取り組むことになった。

 

【事業の具体的な活動】
正副会長だけでは広く県内20商工会の状況が把握できにくいことから、5月10日の通常総会終了後の理事会により『ふるさと小包プロジェクト会議』を結成。6月3日から8月29日までの3回の会議と販路拡大のためのHP作成の意義や売れるためのショッピングモール作りについての講習も受け、パンフレット及びHPを作成。年末の商戦にむけてチラシも作成し、10月から販売を開始した。
furusato2furusato

【助成金の使途】
パンフ作成費   199,552円  HP作成費     249,485円

講習会謝金・旅費 21,325円   会議費       151,166円

計621,528円
【事業の成果】
10月から販売を開始するにあたり、昨年度から実施した岡山県内3ブロックに分かれての商工会ブロック交流大会の会場で「ふるさと小包セット」を展示してPRしたり、各商工会女性部がそれぞれの親会役職員に声をかけ、県内外の知人・友人、親戚等へ贈答品として利用していただくよう声掛けをしたりして販売活動を行う。11月からHPも始動するが、3月26日現在で県下130セット程度の販売数となる。

 

【今後の展望】
平成23年度の販売実績を踏まえながら、この事業を拡大していくために平成24年度もHP並びにカタログやチラシの見直しを行い、事業の拡大に努め、『岡山県』の地域特産品を広く全国に売っていくとともにこの事業を通じて岡山県商工会女性部の活動の活性化の一助とする。

 

【商工会の担当者から一言】

昨年度は商品構成決定後のPR期間が短かったため、県下で半期約130セットの売り上げしかなかったもののその活動を通じて女性部が若干の利益を得ることができた。「売る」ことの難しさもあるが、「売れる」ことはうれしいことであり、女性部活動に自信と活気が生まれた。

何より女性部員が改めて地元産品を見直すことができ、自信を持って他地域に地元商品をPRできるようになり、経済効果を肌で感じることができた。この取り組みを県下で行うことにより、経済団体としての意識が統一的に高まったと思われる。


1.わたしたち商工会女性部は、女性の特性をいかし、地域振興発展のよき協力者であるとともに、推進者となります。
1.わたしたち商工会女性部は、商工女性の使命感に徹し、組織活性化の原動力となります。
1.わたしたち商工会女性部は、社会一般の福祉の増進に努め、豊かなまちづくりの担い手となります。
商工会の機関紙である月刊「 商工会」に、各地女性部(県女性連含む)の事業(各種活動・イベント等)を取り上げていきますので、是非、皆様からの情報提供をお待ちしております。