木の花工房(島根県 雲南市商工会女性部所属)

【事業名】

木の花工房「桜塩漬・桜ジャム」販売拡大プロジェクト IMG_0161

【所属商工会女性部】 

雲南市商工会女性部

【代表者氏名】 

多々納 睦子

 

【事業の概要】
雲南市地元山間部の桜(品種名:関山)を使い、安心・安全そして美味しい桜塩漬・桜ジャムの商品開発・販売拡大を行う。

 

【事業開始のきっかけ】
雲南市木次町は桜の町として近隣に知られ、シーズンには大勢の花見客で賑わう。桜の町、雲南市をもっと広く知ってもらい、地域振興に繋げていく目的で平成19年10月に桜染めの工房を設立し、活動を行っている。
桜は、春の開花時期だけ注目されているが、一年を通じ桜に興味をもち、愛してもらい、四季折々の桜を楽しんでもらうために、食べてもおいしい桜作りに着手し、桜塩漬の製造も始めた。また新たに桜ジャムの制作にも取り掛かることとした

 

【事業の具体的な活動】
製造、販売を行う商品は、八重桜「関山」を一輪ずつ丁寧に手摘みした花びらを原料に、桜塩漬は塩分控えめ、桜ジャムは糖分控え目に商品開発を行い、地域の特産品として広く販売している。
原料の桜の花びらは、雲南市の山間部に咲く「関山」を利用しており、農薬等一切使わない、自然のものを生かして製造、安心・安全をコンセプトにしている。また、原料については、桜の木の植林等も行い、原料確保にも力を入れている。

 

【助成金の使途】
器具備品購入(保存用大容量冷蔵庫)

 

【事業の成果】
桜塩漬は、塩分控えめで作成しているため、冷蔵庫の導入により低温での温度管理ができ、色持ちが良く保存でき助かった。
桜ジャムは、冷凍保存が可能となり、通年を通して地域のイベントで桜ゼリーに加工し販売ができた。

 

【今後の展望】
H25は桜塩漬けを前年度の1.5倍の30㎏製造でき、H26は50㎏を目標にしている。これにより、製造量を増やし、販路拡大も行っていく。また、販売先情報についても発信していく。また、消毒保管庫の導入も行い、さらに安心・安全に努めていきたい。

 

【商工会の担当者から一言】

桜に対する思いと、それを地域振興に繋げていくという意欲もあり、今後の商工会として出来うる限りの支援をおこなっていきたい。


1.わたしたち商工会女性部は、女性の特性をいかし、地域振興発展のよき協力者であるとともに、推進者となります。
1.わたしたち商工会女性部は、商工女性の使命感に徹し、組織活性化の原動力となります。
1.わたしたち商工会女性部は、社会一般の福祉の増進に努め、豊かなまちづくりの担い手となります。
商工会の機関紙である月刊「 商工会」に、各地女性部(県女性連含む)の事業(各種活動・イベント等)を取り上げていきますので、是非、皆様からの情報提供をお待ちしております。