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~滝根 きむコロ物語~
昭和40年代中頃から、神俣駅前にある「木村精肉店」の手作りコロッケが評判を呼び、磐越東線での通学・通勤者はもとより、小・中学校の生徒にもお小遣いで買える夕飯前の≪おやつ≫として人気で、近隣の主婦にも支持を得て、【きむコロ】の愛称で親しまれていました。
滝根町に帰省した人は【きむコロ】を食べて始めて滝根に帰ってきた気がしたそうです。
この【きむコロ】が実は…カレーコロッケだったのです。
中型スーパーが近隣にできるまでは、滝根町ではコロッケと言えばカレーコロッケを意味し、ジャガイモだけのコロッケはコロッケではないと思っていたほどでした。
それほど、滝根に浸透していたことを物語る、今で言う『県民ショー』的エピソードです。
また、【きむコロ】をウースターソースで食べると当時としてはちょっぴりハイカラ気分を味わえて人気がありました。
しかし、店主は50歳半ばでこの世を去り、今では当時の味を継承する人もいません。
ころものきめ細かさと青ねぎと挽肉がたっぷり入ってカレー味と絶妙にマッチした…
≪ころもサック・サック、中トロ~リ≫の昔懐かしい食感のカレーコロッケ…。
東日本大震災や原発事故の風評被害でこのまま落ち込んでいてはだめだ!!
みんなが元気になるものはないかな!?
そんな時、思い出したのが【きむコロ】だったのです。
【きむコロ】を食べて育った世代の人々に、当時の活力ある感覚をもう一度呼び覚ましたい…。
地元の元気を取り戻したい…という一心で【きむコロ カレーコロッケ】復刻版は誕生いたしました。
滝根町商工会女性部 紹介動画はこちらをクリック!(新しいウインドウを開き、youtubeに移動します。)
視察研修で角館に行ってきました!
女性部は仙北市角館町を視察して参りました。
また、角館では樺細工伝承館において樺細工手作り講習会も実施いたしました。
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大寒を迎えまだまだ寒さ厳しいはずの1月23日(金)。
「おもてなし」の心を学ぶため冬の角館・武家屋敷へ訪れました。
奇跡的な晴天に「日頃の行いの良さ」をお互いに讃えあいながら向かったみなさんは。
まずは「手作り樺細工」に挑戦。
先生の説明を真剣に聞きながら「私だけの樺細工」作りに熱中!
最後に先生に綺麗に仕上げていただき大満足。
続いて、武家屋敷通りをゆっくり歩きながら
「石黒家」へ。
今回の視察では伝統工芸品の素晴らしさや角館の歴史に触れ
伝統や歴史を大事にしていく心が「おもてなし」となって顕れるのだと感じる事ができました。
私たちも今一度、地元の素晴らしさを再認識することで
おもてなしをランクアップさせていきたいと思います。