亀田マザーズ企業組合(千葉県 鴨川市商工会所属)
【事業名】
【所属商工会女性部】
鴨川市商工会女性部
【代表者氏名】
小川直世
【事業の概要】
平成24年4月に新設された亀田医療大学で、地元の商工会女性部のメンバーが、地元食材を使ったメニューを提供する学生食堂を経営する。また、平成25年5月開店に向けて、学生食堂の名称や、ロゴマークを1期生および新入学の2期生に募集することで、この学生食堂により親しみを感じてもらい地域に密着した学生食堂として経営を軌道に乗せる。
【事業開始のきっかけ】
亀田医療大学から学生食堂を地域の人たちに経営を委託したいとの要請があり、鴨川市商工会女性部メンバーで経営することを決意。東京大学や日本赤十字看護大学、新潟医療福祉大学の学生食堂見学を経て、平成24年12月28日に「鴨川マザーズ企業組合」を設立。
【事業の具体的な活動】
・亀田医療大学の学生食堂の運営。
・大学オープンキャンパスで見学者に食事を提供。
・学園祭で学食を一般開放し、市民の皆さんにご利用頂いた。
・地域の方々の会食の実施(市役所・女性部南部ブロック・オルカ鴨川FC・鴨川少年少女合唱団)
・地域の鴨肉飼育業者と連携して、鴨肉を使った新たなレシピ開発
【助成金の使途】
・ユニフォーム(白衣上下・厨房靴・帽子・エプロン)
・エプロンのロゴプリント
・開業当初に必要な事務用品、消耗品の購入
・学食お披露目会費用
・調理器具の購入
【事業の成果】
・新たな雇用を生むことができた。
・学食を通して、学生さんと地域の方々との交流の有効なツールとなった(学園祭への来場者数が昨年よりも多かった)
・オープンキャンパスでは、入学を希望する学生さんや親御さんたちに、手作りにとことんこだわった、学食を提供したことで、食生活への安心感を与えることができた。それにより今年は昨年よりも入学希望者が多く、学生獲得に大きく貢献することができた。
【今後の展望】
・100%リピーターという特殊な環境で、どこまでも手作りにこだわり、地域の新鮮な食材を生かし、学生のみなさんを飽きさせないメニューを提供し続けていく。
・地域食材の新たなメニュー開発し、名産品作りに挑戦していく。
・大学の入学希望者が増えていくように、特色ある学食を目指していく。
・学生さんたちの胃袋をつかむことで、卒業後も鴨川にとどまってもらい、若い人たちが増え、地域の過疎化に歯止めをかける一助を担っていく。
【商工会の担当者から一言】
鴨川マザーズ企業組合も設立1周年を迎え学生食堂として順調に流れてきているようです。大学生徒募集にも学生食堂の役割は大きく地域貢献にも一役かい目的達成まで一歩ずつ前進していると思います。