野ざくら舎(大分県 野津原町商工会女性部所属)

【事業名】 

「のつはる流儀でおもてなし特産品販売」事業

【代表者氏名】

小出奈津枝

【所属商工会女性部】 

野津原町商工会女性部

 

【事業の概要】

21年度の全国展開事業で開発した特産品の「自然薯おとし汁」と「石畳もち」の事業化。感性を磨く旅をテーマに開発した観光メニューの中にこれらの開発商品を取り込む他、女性部から独立した新たな組織を作って本格的に販売活動を開始する。また通信販売等の販売戦略も検討してゆく。

 

【事業開始のきっかけ】
商工会が19年度に当地を縦断する肥後街道の宿場町再発見事業に取組み、女性部は当時宿場でふるまわれた宿場料理を再興した。この中の一品が当地伝統料理の「自然薯おとし汁」である。街道再発見事業は、その後も継続し、21年度は全国展開事業が採択され女性部が主体となって特産品開発に取組んだ。そして石畳をイメージする「石畳もち」と手軽に味わえる「自然薯おとし汁」の冷凍パックを開発した。新年度から女性部から独立した組織で販売運営をおこなう。

 

【事業の具体的な活動】
石畳もちは製造原価が安く採算の取れやすい商品である。この商品の製造と販売に力を入れるため、パッケージ等のリニューアル及び大量生産に向けての製造拠点の確保を目指した。

 

【助成金の使途】 OLYMPUS DIGITAL CAMERAold

・石畳もちのパッケージ等リニューアル経費

(写真:左が前のパッケージ、右が新しいパッケージ)

・製造拠点の確保費用

 

【事業の成果】
以前とは違った、見栄えも良く、保存性も良い石畳もちが完成した。

以前は喫茶店の厨房を借りて製造していたため、いつでも自由に製造が出来なかった。今後は、販売状況等を確認しながら、いつでも製造が出来るものと期待している。

 

【今後の展望】
製造拠点の確保に伴い、他の商品開発も積極的に行うことが出来るので、アイテム数を増やしていきたい。

 

【商工会の担当者から一言】
平成21年度補助事業の特産品開発で出来あがった「石畳もち」と「自然薯のおとし汁」を“のつはる”の顔として売り出すための調理場が完成。

バイヤーからの引き合いもあり、今回完成した調理場を最大限利用しての生産体制強化が今後の課題です。

新製品の開発も含め、野津原を代表する企業に育ってくれることを期待しています。


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