静岡県 大井川商工会女性部

5 1 【事業名】

「大井川の恵シャツ」をPR、実用小物製作及び販売事業

【所属商工会女性部】 

大井川商工会女性部

【代表者氏名】 

天野雪子

 

【事業の概要】
大井川地区の特産品の桜海老・しらすをモチーフにした「大井川の恵シャツ」の生地を使って、女性の目線で、皆さんに親しみを持って使って頂ける、手提げ袋・巾着・トートバックを製作する。大井川地区の「あとりえ温々」さんにて、常時展示販売と大井川港朝市等のイベントで販売する。小物等の販売と合わせ、大井川地区の特産品のPRを展開いていく。

 

【事業開始のきっかけ】
大井川地区のPR事業として「大井川の恵シャツ」のデザインを一般公募し、静岡産業大学のデザイン課の学生さんのデザインを採用して、平成23年より販売を開始した。開襟シャツというデザインが好評で、最初に川勝県知事より注文を頂きました。知事が視察地モンゴルで「大井川の恵シャツ」を着用されたテレビ放送の反響で、多くの注文がありました。商工会理事がイベントで着用したことで、焼津市長をはじめ、地域の大井川桜海老商業組合等でも購入いただき、恵シャツは3回目の発注をかけました。シャツを購入いただいた方々より、他の物をこの生地で作って欲しいとの強い要望がありました。小物ならより多くの方に使ってもらえ、PRの拡大につながると、女性部で企画することに決定しました。

 

【事業の具体的な活動】
部員68名に声をかけて、まず4月29日の大井川港朝市にむけて、定期的に商工業研修センターに集まり、トートバック・巾着・手提げ袋等を分担して製作しました。 朝市では、初めての販売で予想以上の売上がありました。

部員の属する食育団体・高齢者団体等でも、まとまった数量の購入がありました。7月の踊夏祭では、部員が「タオルマフラー」を首に掛けながら新たに販売し、大好評でした。 9月には、生地の在庫が少なくなり、「大井川の恵」の反物を再度購入して商工まつりにむけて製作を続けました。

部員のアイディアで、ベルトポーチ・頭巾風の帽子も新たに作りました。

 

【助成金の使途】
生地代  218,630円

部材代   38,587円

ミシン代 149,340円

委託販売

手数料  100,000円

 

【事業の成果】
裁縫経験者を柱にして、部員各自ができることを分担して製作を続けました。

女性目線で「どんな物が喜ばれるか?」「使いかってが良いか」等、部員同士で真剣に話合い、お互いに新たな商品を模索しながら活動し、時間が経過すると、能率的に製作できるようになりました。 イベント時に、以前は醤油・そうめん・つゆの販売を行ってましたが、「大井川の恵シャツ」の生地の小物を販売することで、大井川産の桜海老・しらすを知ってもらう機会になり、PRできました。

 

【今後の展望】
次年度も継続して、イベント販売・常設展示PR等を行っていきます。

この小物販売を通して、大井川産の桜海老・しらすを、より広域に知ってもらえるようにしたいです。

 

【商工会の担当者から一言】

部員の皆さんには、多くの時間(午前・午後・夜間と)をさいて多大なご協力を頂きました。今年度はミシン等の購入で、皆さんに何も還元できませんでしたが、来年度は事業の収益で親睦会等を企画したいと思います。


1.わたしたち商工会女性部は、女性の特性をいかし、地域振興発展のよき協力者であるとともに、推進者となります。
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