創業等支援助成金

平成28年度実績報告

(1)商工会女性部に対する助成

北海道遠別町商工会女性部

静岡県新居町商工会女性部

鹿児島県南九州市商工会女性部 頴娃地区石垣支部

 

(2)個人・グループに対する助成

長野県小谷村商工会女性部所属

福岡県宇美町商工会女性部所属

 

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福岡県宇美町商工会女性部所属

所属女性部名  宇美町商工会女性部 代表者氏名  西田 尚美
事業名 宇美町の特産品開発として、神社応援をもじった「神社えーる」の製造販売
事業の概要 宇美町の地名は、古事記や日本書紀の記述で神功皇后が応神天皇を出産した地として「産み」と名付けたというところから由来しており、また、応神天皇の生誕地と伝えられる聖地には、宇美八幡宮と言う安産祈願の神社がある。そこで、宇美町で栽培している生姜やハーブを使って飲料商品を開発し、商品名として神社をもじって「神社えーる」と名づけ、宇美町の地域を応援する商品開発を行った。

今後はこれを宇美町の特産品としていきたい。

事業開始の きっかけ  現在、宇美町で障害者の就労支援事業として、無農薬・無化学肥料の農業と、そこで生産した安心安全の野菜を使った飲食店「循環レストランのあ」の事業を行っている。そこで生産した生姜を活かす飲料商品として、ジンジャエールを提供しているが、そのジンジャエールが好評に付き地域の特産品としての開発を考えた。

商品名は、お客様からのご提案より「神社えーる」と名づけた。

事業の具体的な活動 生姜の生産、その生姜とハーブを使ったジンジャシロップの生産、それを地域の特産品として「神社えーる」として商品化。
助成金の使途 「神社えーる」のラベルデザイン料、印刷費、容器代     sogyo28-5
事業の成果 ラベルデザインの考案・作成や印刷、及び容器の生産により今後の量産体制にむけての目途が立った。
今後の展望 福岡県の障害者福祉事業にて、県のホームページなどにて紹介して頂き、毎年行われている福祉商品の商談会や福岡市内の三越デパートにて即売会に参加予定である。売上の利益は、就労している障害者の方の工賃として、障害者の自立支援に当てていく。
商工会の担当者から一言 とても素敵な商品ができたと思います。特産品と言えるものが少ない宇美町なので、これからもっとPRしていけたらと思います。
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長野県小谷村商工会女性部所属

所属女性部名  小谷商工会女性部 代表者氏名  小谷の四季 代表 横澤 かつ子
事業名 女性ならではの、地元食材を活用した小谷ブランド加工食品展開事業
事業の概要 1高齢化社会の需要に対応した「やわらか健康食品」等の新商品の導入

・無添加をベースにしたペーストタイプの補助流動タイプの高齢者向け食品開発

2食材をペースト加工するための業務用食品加工製造機械の導入による生産性向上

・大型大量仕込撹拌パワーの業務用ブレンダー(ミキサー)の購入。

・現在の生産工程ロット約2~3百本から1,000、1,500、2,000本製造ロットへ生産増加を図る。

3販売促進ツールの整備

・商談会や展示会等での販路開拓に繋げ、新規の販路開拓による売上増加を図る。

事業開始の きっかけ 平成26年度小谷村商工会全国展開プロジェクト事業の特産品開発の加工実習研修に5名の女性部員が参加したことがきっかけとなり、従来の郷土料理から一歩抜き出た食品加工技術を習得し賞味期限のある加工食品を開発しました。この事業展開のため女性部員の横澤かつ子が村農林産品を活用し加工食品による安定した働き場所を作りたいという思いから代表となり、製造を担当する女性部員4名をパート雇用し“小谷の四季”を設立。実質昨年から販路開拓に取組み平成27年売上高2,509千円。主なドレッシング6種製造本数8,000本。
事業の具体的

な活動

当初事業活動に必要な総事業費60万円に対して助成金額15万円で採択さsogyo28-4b れたため、この範囲で助成金使途の優先順位をつけました。特に8~9月に集中する農産物収穫及び1次加工品(ペースト)の冷凍保管庫が不足していたため冷凍ストッカーを購入しました。これにより商品に使用する原材料の、村産沢ワサビ、トマト、サルナシ果実等の収穫加工が集中する時期の1次ペースト加工処理に余裕を持って対応する事が出来、生産性の向上が図られました。

助成金使途の優先順位の2番目として販路拡大に伴う宣伝について、小谷の四季のリーフレットを新たなデザインで広告宣伝のツールとして作成しました。従来は自分たちで寄せ集めた写真等で作成しその都度コピーして使用していましたが、洗練されたリーフレット印刷となり北アルプス地域の「山麓物産展」、県の「おいしい信州ふーど発掘商談会」、幕張の「スーパーマーケットトレードショー」等の展示商談会での展示宣伝や商談ツールとして有効に活用することができるようになりました。

助成金の使途  

1業務用冷凍ストッカー

レマコム冷凍ストッカー362L 1台 73,752円

2小谷の四季商品リーフレット デザイン代・印刷代一式

500部 77,000円

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事業の成果  

事業の具体的な活動欄で記載した事と重なりますが、加工食品製造は原材料の確保から、1年を通じて安定供給するため1次加工した原材料を冷凍保管しておく等の一連の製造工程に係る施設什器が不可欠であり、このため不足していた1次加工品(原料ペースト)の冷凍保管ができるようになったことで製造工程の停滞が解消されました。また販売促進ツール整備の一環として小谷の四季リーフレットが作成できたことは今後の展示商談会等での販路拡大に繋がります。

今後の展望

「無添加をベースにしたペーストタイプの補助流動食タイプの高齢者向け食品開発」については、村産原料を使用し試作品開発したもので「にんじん&りんごゼリー」「さつまいも&りんごゼリー」「かぼちゃ&りんごゼリー」「ハックルベリー&りんごゼリー」の4試作品です。これも無添加、保存料無、着色色無により素材そのものの良さを引き出しました。試作開発をどう具体的に商品化にもっていけるかはどの地域でも課題となっていますが、先ずは試作開発の継続を怠らないようにモチベーションを維持して取組んでいきます。

商工会の担当者

から一言

 

事業コメントの中で「~しかし、食品の味や鮮度を最初から失ってしまう、ペーストはどうなのでしょう。~」とありましたが、小谷村では、春は山菜、秋はキノコ等の旬の食の提供は出来ますが、当村の特産品開発で一番欠けていた特産品の加工食品アイテムが著しく少なく、地元製造の加工特産品は枯渇しており地元道の駅でも棚の多くが村外の加工業者の商品が置かれている状況です。このような現状から常温で賞味期限を設定できる地元製造の加工特産品開発に小谷の四季が先頭を切って取組んでいます。

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鹿児島県南九州市商工会女性部 頴娃地区石垣支部

事業名 石垣古民家での郷土料理ビュッフェ等の提供販売事業
所属女性部名 南九州市商工会頴娃地区石垣支部 代表者氏名 原田 洋子
事業の概要 南九州市頴娃町の石垣集落を中心とした交流地点として古民家再生振興に貢献する為、NPO法人頴娃おこそ会等の協力のもとで女性部石垣支部が地元食材を使ったビュッフェ等を提供販売する。

特に、養鶏、野菜、お茶などの地元産の農畜産物を使った料理を古民家にて提供する。また、人材育成の為、古民家レストラン等の先進地視察研修を実施し、自己研鑚に努める。

事業開始の

きっかけ

 NPO法人頴娃おこそ会と女性部とで商店街内の空き店舗の再利用に動いた郷土料理活動の様子が鹿児島TVでシリーズ放送される影響もあり、視察研修が増えている。これに伴い、女性部が提供した郷土料理が大変好評であったことが事業開始のきっかけとなった。
事業の

具体的な

活動

これまでは部員が調理施設等で分担して作成した料理を持ち合って提供していたが、古民家の炊事場の施設や器具備品を充実させることで、古民家内での調理・販売を可能にしていきたい。将来的に収益事業として展開していくため、頴娃おこそ会や地域商店街と連携し、基盤整備を実施している所である。
助成金の

使途

視察研修風景冷蔵庫  97,000台所・IH・作業スペース

電気 (大)39,800 (小)26,000

電気ポット 16,000

鍋(大)   27,719

〃ふた  6,652

インタビュー風景・集合視察研修料理陳列鍋(小)      11,800

座椅子   38,800 12,872

視察研修  27,368

※全国連助成金を超える部分については、

県女性連助成金及び自己資金を使用。

事業の成果 本事業支援助成金を活用できたことで、単発的な受け入れだけでなく、継続して提供することが可能になった。また、これまで持ち寄っていたスタイルも現場作成・提供が可能になったことで担当する女性部員の労力が大幅に軽減された。
今後の展望  その場で調理・提供できる環境は整ったが、女性部員はそれぞれ家業との掛け持ちであるため、事業として定期的に開店し、収益を上げていくだけの組織体制が作れていない。今後も協議を行い、収益事業として確立していくための組織体制づくりを進めていく。
商工会の

担当者

から一言

石垣地域は民間の力で積極的にまちおこしに取り組んでおり、全国から注目されるスポットに成長しつつある。今回の助成金で環境整備ができたことをきっかけに、積極的に地域振興に取り組んでいきたい。
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静岡県新居町商工会女性部

 

所属女性部名 新居町商工会女性部 代表者氏名  女性部長 河邊 清美、ギフト委員長 疋田 秀子
事業名 「新居よいとこ『あらいじゃん!ギフト』」の販売
事業の概要 地元新居(あらい)の美味しい特産品を、女性部員の手作り品とともに女性部員の手で箱

詰めした「新居よいとこ『あらいじゃん!ギフト』」を、中元・歳暮用ギフトとして販売する。

地元周辺の住民から県内外の方への贈り物として、特産品を広くPRすることで、地域の魅力を発信していく。

事業開始の きっかけ 新居町が湖西市と合併(H22)する以前、町内団体であった消費者グループのsogyo28-2「ふるさとパック」(S60~H20頃)や、新居町商工会で取り組んだ「あらい地のものパック」(H13頃)といった新居の特産品の詰め合わせギフトが、当時新居町内外で大変好評だったが、現在はどちらも販売しておらず、地元の方からの復活を望む声や、当時を知る女性部員からの「女性部でやってみようじゃないか」の声があり、平成27年度に女性部で試行的に取り組んだ。
事業の具体的

な活動

平成28年度は、6~7月にお中元用ギフトを、11~12月にはお歳暮用ギフトを企画し、それぞれホームページや新聞への記事掲載、商工会員へのチラシ配布などで宣伝、商工会館の一室を借りて部員自らが注文を受け付け、梱包・発送作業をおこなった。
助成金の使途 ・チラシ作成

・梱包箱貼付用シール作成

・ネーム入り作業用エプロン、帽子作成

事業の成果 中元用ギフトは1種(@5,000円)200個、歳暮用ギフトは2種(各@5,000円)計219個の

注文をいただいた。

今後の展望 27年度の試行を入れて計3回行ったが、ギフトの内容をほとんど変えておらず、価格も1種類5,000円のみの設定だった。今後は中身について、新居町内の他の特産品や町内事業所の自慢の一品なども加え、中元・歳暮にとらわれないギフトとしての販売等も検討していきたいと考えている。
商工会の担当者

から一言

当初は、「皆で楽しく集まって、少しもうけが出たらお食事でもいけたらいいね」くらいの気持ちで始めましたが、これだけの注文をいただき、こういったもののニーズはあるということが十分わかりました。しかしながら、実際には、いろいろな業種の部員さんが集まって作業をするため、慣れている方もそうでない方もおり、発送ミスが起きそうになる場面もありました。お客様からお金をいただいておこなう「仕事」としての意識がバラバラな感じもあります。受注分の集計や支払い、中身に貼るラベルの作成など細々したことは事務局がおこなっており、ある程度の負担が生じていました。

今後どうするかはまだ話し合っている途中ですが、せっかく助成金もいただいたし、これからもがんばって続けていこうと部員さんもやる気になっています。ただ、進め方として、今までと同じでなく、ギフト事業を行う部員の中で明確な役割分担を決め、事務局任せだった受注の集計や支払いなどについても部員が積極的にやっていくといった方向で進めていく予定です。

事務局としては、これからは事務処理よりも情報提供やアドバイスなどでサポート、部員さんたちの積極的な取り組みに期待して、地元新居町を盛り上げる活動のひとつとなればと思っています。

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北海道遠別商工会女性部

事業名 「えんべつコロッケ」販売促進事業
所属女性部名 遠別商工会女性部 代表者氏名 部長 穀 蔵 千恵子
事業の概要 遠別商工会女性部では、平成25年度より遠別産のホタテとタコを使用した「まるごと遠別コロッケ」を製造し、町内外のイベントで販売を行ってきました。平成28年度から、よりわかりやすく親しみやすい「えんべつコロッケ」へと名称を変更し、販売しています。コロッケ製作②

また様々なイベントへ出店するほか、新たに遠別町の「ふるさと納税返礼品」として冷凍コロッケの提供も行うことが決定したことから、販売数の増加が見込まれるため、保存用冷凍庫等を購入し販売促進を行いたいと考えています。

今後も遠別の特産品として今まで以上にPRをしていきます。

事業開始の

きっかけ

名物グルメをみんなで考えることで地域活性化の一助となればという目的のもと、遠別商工会主催で平成24年に開催された「えんべつB級グルメコンテスト」で「まるごと遠別コロッケ」がグランプリを受賞しました。

商品化を検討したものの、製造する業者が町内にいなかったため、商工会女性部で製造・販売を行うことになり、部員が集まって試行錯誤を重ねながら試作を行い、町内のイベントで販売を始めました。

事業の

具体的な

活動

平成25年度からは町内イベントの他、「サッポロビール道産子感謝Day(札幌市)」・「北の恵み食べマルシェ(旭川市)」に出店、平成27年度からは「北海道フェアin代々木(東京都)」へ出店しています。
助成金の

使途

ホットウォーマー

コロッケPRのぼり 等

 ふるさと納税②
事業の成果 今年度、約15,000個のえんべつコロッケを製造し、うち、町外イベントで約5,000個、町内イベントで約2,000個、町内道の駅レストラン・直売所へ約3,000個、食べマルシェ遠別町の「ふるさと納税返礼品」では789件4,734個提供しました。

ふるさと納税返礼品として提供することで、全国の方々に「遠別町」「えんべつコロッケ」をPRすることができました。

今後の展望 今後は、町内の商店に卸売できるようにし、道の駅以外の町内飲食店でも遠別町の特産品として提供できるようにしていきたいと考えています。

また、製造販売についても、企業化できるよう検討していきたいです。

商工会の

担当者

から一言

地元の名物グルメを作ろうと、当初は試行錯誤をしながら商品開発を行い、町内のイベントで販売を始めました。その後、町外のイベントにも出店することになり、購入者から「おいしい」という声をいただけるようになりました。

現在では、女性部長自らが食品衛生責任者の資格を取得するなど、役員が中心となり、手づくりのえんべつコロッケを製造しています。

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大阪府阪南市商工会女性部所属

所属女性部名  阪南市商工会女性部 代表者氏名  川崎 陽子
事業名  「タブレットを活用した認知症予防」事業
事業の概要 タブレットを利用して脳トレーニングを実施し、実施前と実施後の認知能力の検査をもとに、脳トレーニングの効果を測定し、今後の老人介護への活用を考える。
事業開始の きっかけ 20年以上、阪南市においてパソコン教室を運営しているが、高齢者向け講座の受講希望者が非常に多く、目的が「認知症予防」という方が大半を占めている。近隣にある高齢者向けの介護サービスは、「お風呂に入れてもらえる」「食事を提供してくれる」など、重度の要介護者へのサービスが多く、要介護状態になっても前向きに老後を楽しもうとする人には物足りないものが多いように見受けられた。

タブレットやパソコンを本格的に学ぶことができる介護事業を第2創業として始めた。

事業の具体的な活動 認知度検査を実施し、自身の弱点を認識したうえで、補う効果のある脳トレーニングを行うことで認知症予防につなげる。脳トレーニングには、タブレットやパソコンを活用し、高齢になっても情報機器を使うことができるという自信にもつなげることで、生き生きと活動することを目指す。
助成金の使途 認知度検査DVDキット1セット

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事業の成果 軽度の認知症と診断されていた方が、1年前と比べて症状が改善しているとのことで、ご家族の方から感謝されている。市役所介護保険課でも、弊所の取り組みを評価してくださり、来年度からの介護保険制度の変更に伴う、介護予防事業への先進的な事例として紹介された。
今後の展望 来年度からの制度の変更に伴う、介護予防の総合事業実施機関として市から指定を受けられるよう、弊所の取り組みをアピールする。一般の方も参加できる認知症の予防の取り組みを実施していくことにより、認知症予防や認知症についての情報を発信していく。

情報機器の活用によって、コミュニケーションの幅を広げられることや、自宅に居ながらにして買い物などができることを体験してもらい、高齢者の方が新しいことにチャレンジできる環境を提供する。

商工会の担当者から一言 デイサービスを利用している高齢者の方が、国勢調査をインターネットで行ったと聞いて驚いています。 脳トレだけでなくipadのカメラを使って写真を撮って加工したり、事業所への連絡はlineで行ったりと、今までにない高齢者サービスとして注目されていると聞いています。 これからも、どんどん新しい事にチャレンジしてください。
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平成27年度実績報告

(1)商工会女性部に対する助成

北海道当別町商工会女性部

埼玉県桶川市商工会女性部

 

(2)個人・グループに対する助成

東京都国分寺市商工会女性部所属

大阪府阪南市商工会女性部所属

 

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東京都国分寺市商工会女性部所属

事業名 ワインがあればモア・ハッピー「ラヂオキッチン・ワイン教室」
所属女性部名 国分寺市商工会女性部 代表者氏名 中村早苗
事業の概要 飲食店が立ち上げるワイン教室。ワインを学んでみたい地元住民を対象に、気軽に学べる教室を立ち上げました。
事業開始の

きっかけ

「ラヂオキッチン」は平成16年3月、カレー・シチューなどの煮込み料理が得意の店としてオープンしました。ワイン需要の高まりから、平成23年に日本ソムリエ協会認定ソムリエ資格を取得。

国分寺駅前は再開発工事の影響でお店の周りの人通りが減るなかで、周辺のお店との競争は激化しています。そこで以下の取組が必要と考えました。

1.「専門性をもつお店」「学べるお店」を図るため競合点との差別化

2.立地に左右されない新たな顧客の獲得

上記の目標を達成するには、地域の方々とのふれあいの場が必要と感じ、ワイン教室の開催を考案しました。ワインを身近に楽しんで頂きながら専門性をもったお店であることをアピールすることが狙いです。

準備段階として、外装、看板のリニューアルやワインセラーを購入し、ワインの品揃えを増やしました。そしてソムリエ上級資格であるシニアソムリエの資格を取得し、開催の準備を進めていきました。

事業の

具体的な

活動

開催に向けて、常連客からの聞き取りや地域イベント「ぶんじバル」「ブンザニア」等に参加し地元の方や出店者との交流の場を増やしアドバイスも頂きました。

昨年末にチラシを作成(別添資料参照)

作成したチラシは来店顧客配布、店外設置、近隣店舗さんの協力、スタッフによる手配り、新聞折り込みで活用いたしました。そして2月13日にワイン教室を開催。事前PRが成功したおかげで18名の方に参加頂くことができました。日常使いのワイン・カジュアルワイン、高級ワインを比較試飲してもらいながら、違いを説明したり、使い分けや、合う料理を提案。おおいに盛り上がりました。

助成金の

使途

チラシデザイン費、チラシ印刷代、折込(1万部)、HP作成費
事業の成果 とても楽しく活発な会となりました。参加者から受け止めるのが大変なほど質問や感想が飛び交いました。初心者が地元で気軽にワインを学びたいというニーズが確かにあると確信することができました。教室の参加者がその後、夜の営業時間に来店して下さったり、ギャラリーオーナーさんから、ワインイベントの講師を依頼されたこと等大きな成果に繋がっています。
今後の展望 参加者の質問や感想の中から、今後どのような教室を開催して欲しいかのニーズを探ることができました、初めて会った同志の会話が自然と始まる光景を目にし、ただ学ぶだけではなく、仲間ができて交流できることが大切であることを実感できたので、今後は講義の中でコミニュケーションの場を設けたり、グループワークを取り入れる等の工夫をして、より一層ワインに親しんでもらいながら、定期的にワイン教室を開催し、地域住民の皆様に愛される店舗作りを図ってまいります。教室参加者を通常営業へ誘導することや、通常営業時に来店したお客様をワイン教室へ参加して頂く機会ができたので自店の売上増も期待できます。また、地域イベントにも積極的に参加したことで農家の方、行政の方とも親しくなり、国分寺プロジェクト(地域野菜を使った加工品作り)にもお声掛け頂きました。今後もいろいろな事に挑戦しながら商工会女性部でも新たな事業を提案できればと思っています。
商工会の

担当者

から一言

様々なイベントに積極的に携わり、特に同世代女性との交流の機会が増えたことで、今後は地元商店会の発展や商工会女性部の中心的存在として、ますます活躍することが期待できます。
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埼玉県桶川市商工会女性部

所属女性部名 桶川市商工会女性部 代表者氏名 島村 弘子
事業名 地域と連携・地域に根付いたサービスに「街なか商女館」を活用し地域力UP!!
事業の概要
  • 「街なか商女館」は、桶川駅から直線距離500m程度の中山道沿いに立地している。
  • 施設を開放→地域の様々な団体が利用。例:子供会、街づくり協議会等
  • お弁当・お惣菜・新鮮野菜の販売、配達。
  • 市内商店会と連携し地域住民の見守り隊。また、県と市町村協動実施「コバトンお達者倶楽部」に登録店として高齢者に通ってもらう仕組づくりをしている。
  • 桶川市観光協会と連携し市内情報の提供、推奨品PR。(商女館に推奨品設置)
事業開始の きっかけ 「街なか商女館」は、桶川駅から直線距離500㍍程度の中山道沿中心に立地している。この中山道にある商店街へ足を運んでもらいたい。高齢化が進む中山道周辺の地域の皆さんを見守り、子育ての経験者である女性部員が子育てママを応援したい。ということが事業開始のきっかけとなった。
事業の具体的

な活動

平成27年度の活動
  • 中山道商店会へ加入。②県のコバトン健康メニュの開発に取組中(県職員、鴻巣保健所、市保健センター栄養士と連携)③桶川市高齢者安心見守りネットワークへ登録。④シャッターへ描いてもらう作品を市内小中学校へお願いし小学生の作品が描かれた。⑤おもてなし交流事業で今年度は、宮城県東松島市商工会女性部と交流。シャッターを見ていただき、わたくしたち女性部も宮城県の被災地へ出向きこれからも交流を継続していく。(平成28年度桶川市祇園まつりや市民まつりに出店をお願いする予定。)
助成金の使途 「街なか商女館」運営に
  • おそろいのエプロンを購入。
  • 商女館シャッターへ児童の作品を描いてもらった。
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事業の成果 桶川市桶川小学校へ「べに花染め体験指導」の際、おそろいのエプロンで実施。

シャッターへ作品を描いていただくことを市内高校へお邪魔し校長先生へお願いしましたが、文化祭、修学旅行、展覧会の作品に取り掛かるなど日程調整が学生には困難。また、小中学生においては、高所作業や交通量の多い中山道沿いでの作業という危険性を考え会員事業所へ作品の描写を依頼。シャッターが完成し新聞紙面へ掲載され、中山道への集客や観光案内所「中山道宿場館」・中山道商店会を利用していただく際にお得な、中山道パーキングも周知いただけた。シャッターの作品からお子さま、その保護者、その祖父母、ご近所の方、と、波及効果があり、商女館のお弁当購入に足を運ばれる客様が増えた。そして、街の目印になった。

今後の展望 「街なか商女館」シャッターの作品から市内小中学校の児童生徒の皆様、その保護者、その祖父母、ご近所の方、と、商女館、商店会情報を知るべく波及効果が生まれた。また、だれでも安心して訪れ、困ったことを相談できる地域を見守る拠点であることへの地域の皆様の周知が薄れないよう継続事業を展開していく。その継続事業では、野菜、お弁当販売はもちろんですが、駄菓子屋さんを営んでいた(現在は、貸駐輪場経営)事業主さんにも協力を頂き、放課後の時間帯に合わせ、児童生徒が集まれる安心な場所を提供すること。また、このお店番には、地域の高齢者や障害者のかたにお願いをし女性部員と共に実施する。これには、軽自動車へ、シャッターで応募をいただいた児童の作品や個店PR用マグネットステッカーを作成しPRしていくことが、波及効果の継続につながり商店会へ来ていただくという今後の展望です。
商工会の担当者

から一言

この度、応募をいただきました児童生徒さんの作品が無駄にならないよう、商店会さんと協力しながら未来の中山道商店会、街なか商女館のために利用し、集客をアップする事業へ繋げていくことを検討したい。
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1.わたしたち商工会女性部は、女性の特性をいかし、地域振興発展のよき協力者であるとともに、推進者となります。
1.わたしたち商工会女性部は、商工女性の使命感に徹し、組織活性化の原動力となります。
1.わたしたち商工会女性部は、社会一般の福祉の増進に努め、豊かなまちづくりの担い手となります。
商工会の機関紙である月刊「 商工会」に、各地女性部(県女性連含む)の事業(各種活動・イベント等)を取り上げていきますので、是非、皆様からの情報提供をお待ちしております。