事業紹介
北海道当別町商工会女性部
2月19日、手づくり味噌講習会を開催(小原商工会女性部)
小原商工会女性部は、部員間はもちろん未加入の方との交流を深める意味で毎年工夫を凝らした講習会を催しています。
今回は小原北部生活改善センターにて、女性部主催の「手づくり味噌講習会」を開催しました。講師に地元の方をお迎えし、声を掛け合いながら和気藹々とした雰囲気でした。
実演に入る前には、講師より味噌に含まれる乳酸菌が日本人の体には非常に相性がよく、腸内環境を整えるにはもってこいの食材と教えて頂き、日頃の食生活にも目を向けた貴重なお話も聞かせて頂くことができました。
ただ材料を混ぜるだけでなく、愛情をこめて「おいしくな~れ…」と声をかけながら混ぜます。
容器に詰める時は、
混ぜ終わった大豆と麹のお団子を空気を抜くため、
また、
日頃のうっぷんを、「えい!」
と叩きつけたりと・・・楽しく笑顔の実演となりました。
仕込みが終わった後は、講師さんから頂いたお味噌を使ってお料理を作り、昼食として美味しくいただきました。
今回の講習会は、昨年12月に新しく加入してくだっさた部員さんも参加して下さり、皆で拍手で歓迎しました。
今後も部員の笑顔があふれる講習会を企画していきたいと考えています
2016年3月のイベント(お雛様をメインにしたおもてなしプランの紹介)
・取手・利根・稲敷 ひな街道 茨城県南地区商工会女性部(幹事:利根町商工会) 受入可能期間:2月中旬~3月3日(水) おもてなしプランはこちら!
関連:茨城県観光物産協会 |
・かもがわ勇子のおひな様 千葉県 鴨川市商工会女性部 受入可能期間:2月22日(月)~3月3日(木) おもてなしプランはこちら!
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・おんじゅく まちかどつるし雛めぐり 千葉県 御宿町商工会女性部 受入可能期間:2月20日(土)~3月6日(日) おもてなしプランはこちら!
関連:御宿町商工会HP |
・かつうら「ビッグひな祭」 千葉県 勝浦市商工会女性部 受入可能期間:2月26日(金)~3月6日(日) おもてなしプランはこちら!
関連:千葉県勝浦市HP |
・高さ8メートルの雛壇&坂本おひな街道巡り 徳島県 勝浦町商工会女性部 受入可能期間:2月21日(日)~3月上旬 おもてなしプランはこちら!
関連:かつうら市観光ポータルサイト |
・ひな祭りと日本の名湯百選 温泉旅館での癒しツアー 熊本県 菊池市商工会女性部 受入可能期間:2月~3月 おもてなしプランはこちら!
関連:菊池市商工会HP |
・フラワーアレンジメントで「ひなまつり」 大分県 佐伯市番匠商工会女性部 受入可能期間:1~3月 おもてなしプランはこちら! |
フラワーアレンジメントの様子 (大分県 佐伯市番匠商工会女性部) |
平成26年度実績報告
滋賀県 東近江市商工会女性部所属
【事業名】
新たな特産品で地域を元気に!あかそばの郷・東近江in滋賀
【所属女性部名】
東近江市商工会女性部
【代表者氏名】
山本 美千代
【事業の概要】
地域の廃棄植物であった「赤そば」を有効活用し、製粉したソバ粉を使った手打ちそばや、新たに開発するソバ関連商品の提供を行うとともに、「そば道場」体験教室を開くことにより「あかそばの郷」として地域住民と観光客に親しまれる取り組みを行う。
【事業開始のきっかけ】
平成19年に東近江市愛東商工会が、全国展開支援事業補助金により調査研究を行ったところ、60年前まで景観作物として育てられていた「赤そば」の花の種が、民家の蔵からみつかった。地域の協力を得てその赤そばを休耕田を利用して復興栽培すると、かわいい赤い花を見ようと訪れる観光客増加効果が見られたが、落花後「赤そば」は廃棄されていた。その後、何か有効活用できないかと食用加工を試みたところ、赤そばは普通のそばに比べて香りが強いことが判明した。そして、東近江市商工会女性部の有志による「赤そばグループ」により、その香りを楽しんでもらおうと手打ちそばの研究を重ねテスト販売を実施した。
【事業の具体的な活動】
古民家にて打ち立て、湯がきたての手打ちそば(8割)処として、平成23年度と24年度は、毎月第3土日のみの営業とし、平成25年度は、毎月第1、第3土日に拡充してきた。
平成26年度の営業日については、従来の第1・第3土日から、毎週土日営業として営業日数を増やす予定だったが、粉の生産量が伴わず従来通りの営業活動となった。しかし、口コミやマスコミ等の取材効果もあり、地元住民を始め大阪、奈良など遠方からのお客様も多く訪れられるようになった。
【助成金の使途】
電動石臼製粉機の購入
専用機械を購入したことで、製粉から製麺まで一貫して行えるようになり、作業の効率が向上。また、そば挽きたての風味を壊さず、香りを活かしたおいしい手打ちそばを食べていただくことで、お客様に納得していただける商品に進化し好評を得、知名度が上昇した。年間来店客数約1200人、年間の地域への経済波及効果は、約120万となった。
【今後の展望】
効率的な生産体制を築くことにより、新商品開発の取り組みを行い、付加価値のある商品を増やし、売り上げ増加を図りたい。
【商工会の担当者から一言】
復活栽培した赤そばの手打ちそばで、東近江市(愛東地域)の特産品ブランド化を目指して取り組んでいる女性部有志の活動意欲が、地域の活性化に繋がっている。今後は、経済の波及効果にも大きな期待をしている。
岐阜県中津川北商工会女性部所属
【事業名】
「地域交流の場としてのコミュニティカフェの開業」事業
【所属女性部名】
中津川北商工会女性部
【代表者氏名】
吉村 あや子
【事業の概要】
地域交流の場として活用されてきた軽食提供店などの廃業に伴いコミュニティカフェを開業する事で、地域交流の場を形成する。地元住民や観光客などが気軽に利用できる「おもてなし処」してコンテナハウスを活用したカフェを開業。
【事業開始のきっかけ】
地域の方が気軽に集まれる場所として利用されている飲食店経営者が高齢を理由に廃業。コミュニティの場がなくなっていく事への危機感から開業を決意。
【事業の具体的な活動】
地域にはないコンテナハウスを利用したお洒落なカフェで、モーニングやランチ、夜は地域の方々の集会にも利用されている。また、地元野菜を使ったオリジナルメニューや地元木工業者の木製器を使うなど地域に目を向けた経営をしている。
【助成金の使途】
「コミュニティカフェ開業に伴う店舗費用など」
・基礎工事 ・内外装工事 ・水道工事 ・コンテナ代 ・材料費
・看板代 ・設備費 ・備品代
【事業の成果】
地域のコミュニティの場として定着しつつあり、朝から夕方まで賑わいを見せている。夜には集会の場として多くの利用があり固定客も多くなっている。コミュニティの場として地域活性化への波及効果は大きい。
【今後の展望】
地元若者で形成する地域活性化を目指す団体「付知GINZA会」と連携し、地元でしか食べられていないキノコ「さるまい茸」を活用したオリジナルメニューを開発し提供していく事で更なる事業発展を目指す。
【商工会の担当者から一言】
地域のコミュニティの場として、開業からこれまでは非常に良い状況が続いている。今後の更なる発展のために課題や問題点などを洗い出し、今後のプランの見直や再検討を行う事が重要であり、今後も密着した支援を継続していきます。
熊本県 五木村商工会女性部
【事業名】
五木のよかもんおすそわけプロジェクト
【代表者氏名】
田上 スミエ
【事業の概要】
五木村の地域資源を活用した特産品の開発をおこなう。特に商品価値の低い規格外品を農家から直接買い取り、女性部自ら商品開発を行うことで、部活動の充実を図り部員間の連携を深め、経営者としてのスキルを高め儲かる仕組みを作る。地域全体を巻き込むことで村の活性化にもつなげる。
【事業開始のきっかけ】
地元祭りでバザー出店を検討した際に、地元食材を活用した商品を販売したいとの声が上がり、五木村で催事の時に食べる伝統食の「混ぜ飯」を販売することになった。出来るだけ地元食材を活用して作った商品がとても好評で、部員間で商品化したい機運が高まっていった。
【事業の具体的な活動】
専門家を招いて素材の選定と商品のコンセプトを検討。山間地にある五木村で唯一、通年収穫できる素材として「椎茸」を採用し、コンセプトは、「都会の若いお母さんに安心安全な食を届ける」とした。
料理研究家を招いての試作を繰り返し、地元祭りでの試験販売を行い、商品の味付け、容量、パッケージデザインを決定した。
3月には、東京のアンテナショップでの試験販売と福岡での商談会にも参加した。また、行政、県担当者への新商品発表会を行い、メディアにも取り上げられた。
【助成金の使途】
商品を保存する上で欠かせない「真空パック機」を購入した。
107,784円
【事業の成果】
元素材である「椎茸」の規格外品を流通に乗せることができた。
「大人の贅沢 椎茸ごはん」と「子供も喜ぶ 椎茸ごはん」の2種類を開発することができた。どちらも無添加にこだわり、安心安全とおいしさを追求した商品となった。また、検討会や試作会を行う中で、女性部間の絆が深まり、より綿密な連携が取れるようになった。
【今後の展望】
地元物産館での土産物として、又、福岡の自然食品の店など食にこだわる消費者に向けて販売していく。製造は、女性部だけでなく地域の高齢者を巻き込んで生産量を増やし、地域での生きがいづくりを目指していく。
【商工会の担当者 から一言】
いつも作りなれているはずの「混ぜ飯」が、商品化となるととても多くのハードルがあり、部員の皆様の熱意がなければ商品化まではたどり着けなかったと思います。今後は、出来上がった商品を流通させるための販路開拓やPRなど新たな支援事業を継続させていきたいと思います。
岐阜県 小坂町商工会女性部
【事業名】
【代表者氏名】
部長 中谷 敬子
【事業の概要】
小坂町商工会女性部が、地元の炭酸泉を練りこんだ饅頭の皮、中身には安心安全のブランド肉、椎茸、ねぎなどを使用した「鉱泉肉まん」の研究・開発、OEM生産による商品化、販売を行う。
【事業開始のきっかけ】
地元では飛騨小坂ならではのお土産品を切望する声が強く、小坂の女性たちが町おこしと地域のPRの為に開発したファーストフード感覚の肉まんを作ろうと立ち上がった。
【事業の具体的な活動】
地元の炭酸泉、ブランド肉、椎茸、ねぎなどを使用した肉まんの研究・開発、OEM生産による商品化、販売を行う。その為に、新聞、地元広報、テレビ、展示等利用し「鉱泉肉まん」の認知度を上げ、飛騨小坂を知っていただく。
【助成金の使途】
広告宣伝費
(のぼり・広告チラシ・パンンレット・ポスター等作成費)
【事業の成果】
土産品としてはもとより、ファーストフードとして、街中、観光スポット、イベントでの販売を行い、地元食材の使用拡大や普及に貢献するとともに、観光地飛騨小坂の炭酸泉の認知度を上げることもできた。
【今後の展望】
地元食材を使用した商品への発展も期待でき、販売者、生産者の殆んどが商工会関係者のため、波及効果が確実に期待できる。地元で切望されている「小坂らしい土産物を」という要望にも応えることができる。小坂温泉郷は、炭酸泉の入浴のほか飲泉効果や鉱泉料理が特長であり、PRでの相乗効果が見込める。
【商工会の担当者から一言】
地元食材の消費拡大や普及にも貢献し、観光地飛騨小坂や小坂炭酸泉の認知度UPに繋げたいと思います。販売者を商工会加入店で扱っていただくことにより、販売店の利益UPにも繋げて行くことができたらと思います。
山梨県 中北ブロック商工会女性部(幹事商工会:韮崎市商工会)
【事業名】
地域資源を活用した特産品の商品化事業「寒干し梅」事業
【代表者氏名】
幹事商工会女性部長 島津 英子
【事業の概要】
中北ブロック女性部事業として実施してきた「寒干し梅」事業をさらに発展させ、商品化のための自立した組織体制を整備するとともに、蓄積してきたノウハウを基に売れる商品としての「寒干し梅」づくりに取り組む。組織や商品の基本コンセプトを明確にし、パッケージデザイン等を検討、製作、製造した。
【事業開始のきっかけ】
山梨県中部・北部の6商工会女性部で構成される「中北ブロック商工会女性部」が、地域資源である「梅」を活用した特産品づくりに取り組んだ。平成22年度より3年間県連の助成事業を活用し、「寒干し梅」を試作するとともに、特産品づくりの講習会、視察研修、商品化に向けたマニュアルの作成、食品検査、テストマーケティングを行った。
【事業の具体的な活動】
≪寒干し梅の製作活動≫
・6月に「南高梅」の自主収穫後1週間かけて本漬け作業をおこなう。
・6か月間漬け込み、1月に寒風にさらすため寒干し作業を2週間行って製品化。
・製品化にしたものを食品検査してから販売する。
≪パッケージの検討製作≫
・販売容量、パッケージの大きさ、仕様、ラベルのザイン等の検討をし製作。
助成金の使途 【助成金額:30万円】
・パッケージ製作及び加工費 314,215円
・材料費 156,775円
・その他事務経費 1,864円 事業費合計472,854円
【事業の成果】
・今後の生産量を安定化させるために本年度は収穫量を増やし、安定した品質製品作りに取り組んだ。
・パッケージ及びラベル等を製作したことにより、商品価値が上がり販売価格を安定化させることができた。
【今後の展望】
女性ならではの「おふくろの味」、他にはない「おやつ梅」、安心安全な「手作り」「添加物、着色料なし」を基本とした商品づくりを継続し、県内のお土産品売り場や県外への販路開拓に取り組む。
【商工会の担当者から一言】
次年度は、梅だけではなく生産上ででたシソの加工品づくりに取り組んでいけるよう提案するとともに、今後は商工会女性部をはなれ自立した組織体制で商品化できるよう支援していきたい。
青森県 田舎館村商工会女性部
【事業名】
田んぼアート魅力アップ貢献事業
【代表者氏名】
部長 須藤良子
【事業の概要】
持続事業とする為、村の観光資源である「田んぼアート」やその売店を活用し、開発商品であるお土産品「館城餅(ゆべし)」をPRし主力販売商品とする為の事業である。
【事業開始のきっかけ】
観光資源の知名度の拡大により、年々増える来場者数を目の当たりにした時、 部の活動のPRと事業の自己財源の確保を考えた事が、きっかけとなる。
【事業の具体的な活動】
「館城餅(ゆべし)」の改良及び売店コーナーのリニューアル。試食アンケートの実施。包装品の試作・製造商品の品質を確保する為の備品購入等売店コーナーの機能の充実を図り、販売環境の整備をした。
【助成金の使途】
備品購入費 37,500
広告宣伝費 10,800
調査研究費 60,770
包装試作費 131,760
売店ディスプレイ用品 17.280
使 用 料 48,000
【事業の成果】
村内業者へ優先的に販売場所の提供ができ、地物食材の活用により特産品のPRができたと同時に部の活動資金の確保へと繋がった。
今後の展望 売店事業を通して、村内業者に優先的に販売の場を提供するなど、商工業者の活性化の為のパイプ役となるよう事業の展開を図りたい。
【商工会の担当者から一言】
「全女性連」の助成金使用で、県外の女性部員の田んぼアートの来訪者が増えたことで、部員のモチベーションが上がり、次年度の話し合いをするなど、活性化が図られている。