千葉県 匝瑳市商工会女性部

 【事業名】

「そうさ招福お守り」制作拠点づくり事業061DSC06637

【所属商工会女性部】 

匝瑳市商工会女性部

【代表者氏名】 

越川 八代枝

 

【事業の概要】
平成21年度より資源活用委員会を立ち上げ、現在は部員所有の納屋の一部を作業所に借り、作業をしていた。今後の流れを鑑み、匝瑳市商工会野栄支所の使用していない1部屋を、工房として利用できるように改装し、また、工具も部員より借りていたが、新たに購入し備えておきたい。完成後は定期的な製品開発研究会を開催し、竹製品や関連製品の開発・製造を行いたい。

 

【事業開始のきっかけ】
匝瑳市商工会女性部は、3年前に地域の活性化につながる事業を何か起こそうと研究会を立ち上げ、1年間地域の事を分析研究した結果、古くから由来がある竹を使ったお守りを制作することとなった。地域の子供達に無料で配布したり、販売をしたりしており、現在までお守りを約550個制作してきた。ただ、作業所や工具等を借用して制作しているため、定期的な製造や新製品の開発が難しい状況である。

 

【事業の具体的な活動】
市内の中学2年生と部員及び部員の家族等を対象に、交通安全・学業成就の印刷された竹のお守りへのデコ体験会を開催した。

 

【助成金の使途】
・デコ体験会開催の案内印刷
・体験会用のお守りの作成・字印刷代
・ネイルカラーの材料費
・ネイル講師の謝礼 等

 

【事業の成果】
残念ながら、制作の拠点にと計画していた支所は、老朽化等による雨漏りがひどいことが判明したため、工房とすることはできなかった。
しかし地元の中学生や部員に体験会の案内を配布し、体験会を開催したことで、女性部の「竹のお守り」の存在を周知することができた。

 

【今後の展望】
いろいろな年代の方に声をかけ、参加者を募集したり、公民館などの体験教室に出張サービスしてデコの「竹のお守り」を周知していきたい。
また、体験会において、中学生ならではの豊かな発想でデコレーションした作品が出来上がった。それを見た女性部員には、今後の作品への刺激になるのではないかと思われる。

 

【商工会の担当者から一言】

デコの体験は、始めるとだんだん楽しくなってきて、時間のたつのを忘れてしまうらしい。意外にも男の子も楽しそうにデコっていた。完成した作品には愛着がわき、みんな大事そうに持って帰って行った。
合併して6年。「竹のお守り」を通して地域の結びつきを強くして行きたい。


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